Google Chromeで警告が表示される仕様変更について(レンタルサーバ管理者向け)
1. 概要
Google Chrome 68より、暗号化されていないHTTP通信でウェブページを表示した際、「保護されていない通信」と警告表示される仕様に変更されました。今後もGoogle Chromeのアップデートにより、警告が増える計画があると発表されております。
2. 対象となるバージョン
Google Chrome 68 以降のバージョン
3. 対象者
レンタルサーバ管理者
4. 影響
暗号化されていないHTTP通信でウェブページを表示した際、アドレスバーの左に!マークとともに「保護されていない通信」と警告が表示されます。また、将来的には赤文字でアドレスバーの左に!マークとともに「保護されていない通信」と表示される計画があると発表されております。
また、HTTPS通信を常に行うことでSSL通信による暗号化が行われます。全てのデータが暗号化されることで、WEBページの信頼性が高まり、利用者の方も安心してご利用いただける環境となります。
5. 対策方法
HTTPS通信に対応したページを構築し、HTTPアクセスが行われた際にはHTTPSへリダイレクト設定を行う等、ご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。
6.参考情報
IPA 情報処理推進機構 安心相談窓口だより
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20171031.html
Google Chrome newsより
https://www.blog.google/products/chrome/milestone-chrome-security-marking-http-not-secure/
Google ウェブマスター向けブログより
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/07/next-steps-toward-more-connection.html
Google Developers blogより
https://developers-jp.googleblog.com/2017/05/next-steps-toward-more-connection.html
7. 本件に関する問い合わせ先
本件に関する問い合わせは こちら をご参照ください。